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納豆を愛する店主の店。祇園で納豆料理を味わい尽くして


独特の匂いにネバネバとした食感…そんな納豆の魅力に取り憑かれた店主がいた。祇園に店を構える「納豆創作料理夏豆」の店主・夏見さんだ。夏見さんは大の納豆好きで毎日食べる納豆の量はなんと5パック、「納豆を食べないと震える」と笑う。納豆が好きすぎるあまり、納豆を4kg使用した“納豆プール”に入ったこともあるのだとか⋮。意外にも昔は納豆が嫌いだった夏見さん。匂いが苦手で食卓に並ぶのも嫌だったという。しかし「母がひと粒ずつ食べさせてくれていくうちに大好きになったんです」。いつしか納豆の“中毒性”にはまっていったのだった。

そんな夏見さんが納豆料理を始めたのは大学時代の留学がきっかけ。自分の大好きな納豆を外国の友人にも食べてもらおうとしたところ、誰も食べることができなかった。その姿に夏見さんは昔の自分を重ね、納豆が苦手な人でも食べられる納豆料理を作り始めたという。そして大学時代にはすでに「20代に納豆料理屋を開く」ことを決意、見事その夢を叶えた。「納豆が嫌いな人にも好きになってもらいたい」その思いは今でもお店の大事な根幹となっている。「メニューのことは24時間考えている」と夏見さん。何を食べても、納豆とどう組み合わせようか考えてしまうという。夏見さんいわく、納豆は調味料として使用し、納豆の粘り気を”とろみ”として生かすのがポイントなのだそう。他の食材を引き立てる納豆の使い方ができるのも、納豆を知り尽くした夏見さんならではなのだろう。

昨年2月のオープン直後、新型コロナウイルスによって外国人観光客が激減。「外国人にも納豆を食べてもらいたい」と祇園の地を選んでお店を出したが、叶ったのはたった2ヶ月だった。それでも屈することなく、夏見さんの納豆愛は世界に広がり続けている。情勢が落ち着いたら、「関東の人や外国人にもわたしの納豆料理を食べてもらいたい」。そう語る夏見さんはまっすぐ前だけを見つめていた。

「濃厚和風ねばボナーラ」は夏豆に来たら絶対食べたい一品


いま一番の人気メニュー「濃厚和風ねばボナーラ(1,320円)」。チーズ不使用ながら、とろ~りコク深いのは納豆のちから。濃厚なクリーミーさの中に納豆の香りが広がり、やみつきになる味!大粒の納豆はしっかり豆の味を味わえる。夏豆に来たら絶対食べたい一品。

納豆のオブジェや何種類にもわたる納豆のパッケージなど、店内の至るところに納豆への愛が溢れている。あなたも納豆の沼にハマってしまうかも。

店内はカウンター6席、座敷8席を用意。お酒も大好きだという夏見さんセレクトのお酒たちもスタンバイ。中でも黒豆の焼酎は納豆料理との相性も抜群なのだとか。お酒と納豆料理のペアリングを楽しんで。