what a fantastic sento of kyoto! No.015
伏見桃山 呉竹湯
京阪「丹波橋」駅と「伏見桃山」駅のちょうど真ん中に位置する「呉竹湯」は、地元で愛される地域密着型のお風呂屋さん。酒処・伏見らしく、近くには酒蔵も点在している。店がひしめく伏見大手筋商店街からも近く、買い物ついでに立ち寄るのもよさそう!ときに番台、ときにボイラー室と、毎日忙しく立ち回る経営者の上谷さんは、1928年生まれの90歳!下駄箱の上や脱衣場の壁に貼り出された、自筆の絵や書など、上谷さんの創意工夫を活かした見どころもたくさん!
見どころ盛沢山の脱衣所
内部は、1970年に改装したものを丁寧に手入れしながら使っている。じゃばら状に傾斜のついた天井や、昭和レトロなお花の照明など、文化財級の立派な脱衣場に、思わずうっとり。女湯に2台が揃うお釜式ドライヤーも健在!
天井まで豪華!
掲げられた有名人のポスターには、それぞれ名前が書かれていた!
「ポスターの女性の名前を知りたい」という常連さんの声に応えて、上谷さんが名前を書き添えたとのこと
上谷さんの作品も飾られている。若かりし頃の姿も発見。
様々なタッチで描かれた上谷さんの作品たち。タイミングが合えばイラスト付きの回顧録も見せてもらえるかも。
上谷さんが下絵を描いたタイル絵は必見!
男女の湯を隔てる壁を彩るタイル絵は、上谷さんが下絵を描いたオリジナル。「サウナ(100℃の高温!)を出た時に気分がスーッとするように」との思いが込められている。お湯はもちろん100%地下水。伏見の名水は肌当たりやわらか!
女湯は灯台
男湯は筏の絵
フィットネスルームも完備!
女湯の脱衣場横にはなんと、フィットネスルームを併設。ザ・昭和な健康器具やマッサージチェアが大充実している。隣にあった理容室を活用したとのことで、大きな鏡もその名残。昔ながらの銭湯で、これだけの設備があるところは珍しい!
湯上がりヘアケアもゆっくりできるのがうれしい~!
照明付き化粧台も完備。電球色に照らされて、気分はもうすっかり大女優。
上谷さんに会いに、また来ます!
「いつまで続くかわからんし、はよ来て笑」
呉竹湯(くれたけゆ) |
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住所 | 京都市伏見区銀座町3-315 |
TEL | 075・611・2854 |
営業時間 | 16:00-23:00 |
定休日 | 水曜休 |
入浴料 | 大人(中学生以上)430円 小学生150円 幼児60円 |
PHOTO 三村博史 MANABU
当ページに掲載されている店舗情報は、2019年5月30日時点のものです。
営業情報やメニュー等が異なる場合がありますので、事前に確認の上ご利用ください。
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