「麻辣」なウマさがくせになるオリジナル名物料理「茄子のピリ辛炒め」

四川産の唐辛子と花椒が贅沢に使われている。茄子のピリ辛炒め1,045円、生ビール各605円

来年で創業30周年を迎える、京都における四川風中華料理店の草分け的存在。しびれるような辛さ「麻辣」が特徴的な四川省の料理のうち、こちらでは辛味が比較的まろやかな成都市の味を再現している。唐辛子や花椒には風味豊かな中国・四川産を使用。奥の厨房から聞こえてくるエネルギッシュな中国語も相まって「本格中華」の趣き満点!現地の味と活気を求め、東山三条の本店は23時の閉店まで客足が絶えない。「茄子のピリ辛炒め」は「龍門といえば」のオリジナル名物料理。ビールがすすむ旨辛な味わいに、熱烈なファンを持つ。

 

カリカリ・ホクホク食感の茄子は一度食べたら忘れられない!

大量のスパイスに埋もれた短冊状の揚げ茄子を、宝探し感覚でつまんで食べるのが楽しい、おいしい

おいしさの秘密は火力。中華鍋に入れたものが一瞬ですべてが丸焦げになってしまうほどの「超強火」でアッという間に仕上げる。これは中国の国家資格「特二級厨師」の称号を持ち、来日して20年以上になるベテラン料理人だから為せる技だそう。そのため注文後、驚きの速さで提供されることも少なくない。カリカリ・ホクホクの茄子は一度食べたら忘れられない「まるでポテトのよう」な軽~い食感。食べる度こめかみから汗が滲み出てくるほどのしびれる辛さと、箸が止まらなくなるウマさの組み合わせに中毒者続出。茄子を食べ尽くしたあとに残ったカリカリの豚ひき肉とねぎ、にんにくでまたビールがすすむ!

 

スパイスまみれ!一口サイズの旨辛スペアリブ

辛いだけじゃない。コク深い旨みに虜になる!スペアリブの自家製味炒め1,100円

この見た目に、「どんな味?」という好奇心と“スパイス欲”を刺激される逸品。スパイス入りの老抽王(中国のたまり醤油)などで甘辛く味付けしたスペアリブを、ローリエとクミン、唐辛子と一緒に炒め合わせている。クミンの風味と唐辛子の辛さ、そしてスペアリブの旨みが余韻を残すコク深い味わい。ゴマの風味も良いアクセントに。絶妙な火加減で脂身がカリカリになったスペアリブを、指までしゃぶりながら食べたい。気軽につまめる一口サイズがまた絶妙!黒生ビールのお供にピッタリの一皿。

 

夏限定!花椒たっぷりなシビ辛冷やし担々麺も見逃せない

暑いこの夏にぴったりのひんやりシビ辛麺メニュー。四川風冷やし担々麺1,100円

旨辛な味わいは、酒のつまみになる一品以外にも。この夏登場した「四川風冷やし担々麺」は、「麻辣」が楽しめるひんやり麺メニュー。花椒と唐辛子、豚ひき肉とねぎなどを、卵の香り豊かな中華麺と和えて啜って食べて。細切りキュウリがさっぱりとした涼感を添えつつ、特製の濃厚ごまダレスープが飲み干したくなるウマさ。9月末までの夏季限定。

 

人気店につき、週末は行列になることも

イートインのほか、テイクアウトにも対応

週末の夜7~9時頃は入店待ちが出ることも。混雑時は2時間制。金曜、土日、祝日以外は予約可能。支払いは現金のほか、WeChat Payにも対応。また、最近QRコードからの注文に進化。メニュー写真が豊富でわかりやすくなった。

三条通に輝く緑と赤のネオンサインが目印