二代目が磨き上げたレシピでファン急増|KYOTO OYATSU CLUB 第121回

厚さ約3cmの大きめカット。迫力あるサイズも人気の理由のひとつ

嵐電「鹿王院」駅すぐそば。町の人々に愛され、今年創業65年を迎える和洋菓子店。現在は二代目が店を受け継ぎ、先代の味を守りながら、昔ながらのケーキやまんじゅうを手作りしている。

生菓子から焼菓子まで種類豊富に揃い、一部は二代目のアイディアとセンスでレシピを見直した。そのひとつが、改良後にどっとファンを増やした「ブランデーケーキ」。

 

食感しっとり、芳醇なブランデーとオレンジ香る

ブランデーケーキ250円(1カット)

「ブランデーケーキ」の最大の魅力は、自重で洋酒がにじみ出るほどたっぷりと染み込んだ、生地の食感と香り。V.S.Oブランデーとオレンジキュラソーを使用しており、二代目が継いだあと、洋酒の量を大幅に増やしたという。小麦粉、砂糖、たまご、バターに少しのショートニングを加えた生地をしっかり焼き上げ、1本まるごとじっくり洋酒を含ませている。

1カットずつ販売するものは、カット後さらに洋酒を含ませることで、生地がさらにじゅわじゅわと洋酒を含み、きめ細かさが際立つしっとり食感に。ひと口含むと、オレンジの爽やかでほんのり甘い香りと、ブランデーの濃厚で刺激的な風味が押し寄せる。これほどまでに洋酒を効かせたブランデーケーキは、他でなかなか出会えないとあって、カット売りが特に人気を集めている。

ブランデーケーキ2,000円(1本)/2,150円(箱入り)

1本での販売もあり、こちらも表面にはしっかりと洋酒が染みつつ、生地はふわっとした食感を残す。おいしく食べられる期間は約1ヶ月。すぐに食べれば、フレッシュな洋酒の刺激と風味がストレートに楽しめる。日が経つにつれて洋酒が生地に馴染み、よりしっとりと変化。香りはさらに芳醇に、まろやかな甘みを増していく。ブランデーケーキ好きなら、1本を少しずつ切り分け、時間をかけて味わうのもおすすめ。

洋酒を多く使用しているため、運転時や妊娠中の方、お子様は十分にご注意を。

 

おやつにもギフトにも。高級感あるパッケージ

フォーマル感たっぷりの箱入りはギフトにも

カット売りは1つずつ金色のメタルシートに包まれ、高級感のある佇まい。1本は、シックなブラウンの箱入りと、掛け紙のみの2種類を用意する。

他にも洋菓子は、高級コーティングチョコレートのパータグラッセ・レモンを使ったレモンケーキや、懐かしい味わいのバタークリームのロールケーキ、親しみやすい味わいのチョコロール、手作りの絞りクッキーなどが揃う。和菓子は、半生菓子やまんじゅうなどが並び、夏にはわらび餅も登場。なかでも甘夏わらび餅は店のいちおし。

また、観月橋にあるカフェ・ベーカリー「ボナペティ」に、「ブランデーケーキ」を含む数種類のケーキを卸しており、こちらでならイートインスタイルで「新月」のお菓子が楽しめる。