最近、京都でも増えているタコスのお店。「タコスってよくわからない」という人も、一度チャレンジしてみませんか?それぞれ「最高!!」なタコスのお店を紹介します
一乗寺のタコス専門店[OBBLi TACOS]で、メキシコ人も絶賛のカジュアルタコス

一乗寺にあるタコス専門店。フードトラックで京都市内を巡り、外国人観光客と交流しながら、味を磨いてきた店主。その日々の積み重ねが、具材たっぷりのタコスにぎゅっと詰まっている。
店の定番人気は「2 TACOS SET」。選べるタコス2種に日替わりの前菜付きで、遅めのディナーでもさらっと食べられるボリュームがうれしい。
本場メキシコで親しまれている定番タコス「カルニータス」は、柔らかいトルティーヤに、ラードでじっくりと煮込んだ厚切りの豚バラ肉をのせ、ヴェルデサルサ、刻みパクチー、紫玉ねぎのピクルスを添えて仕上げる。
オープン当初から続くオリジナルの「ココナッツチリチキン」は、ココナッツクリームの優しい風味と赤唐辛子のコクが口いっぱいに広がる。さらに赤唐辛子のヒリヒリとした辛さに、刻みパクチーの青々とした香りが交わり、刺激のある味わいが後を引く。ココナッツクリームと鶏むね肉のしっとり心地よい食感には、カルニータスとは異なる軽やかさがあり、食べ比べも楽しい。
具材を包むトルティーヤが自然な甘さで美味。注文ごとに焼き上げるトルティーヤは、メキシコ在来種とうもろこしを使用した希少なものを仕入れている。
三条木屋町のリトルメキシコ[MÁXIMO]で、焼き立てトルティーヤの本格タコスを。

2017年6月にオープンして今年で9年目。三条通から北へ一筋目、木屋町通を西へ入ってすぐ。料理人として多彩なジャンルを経験してきた店主が腕を振るうメキシコ料理店。
メキシコ料理に欠かせない「サルサ・メヒカーナ」は、トマト、ピーマン、玉ねぎ、パクチーを毎日手切りで仕込む。あえてライム果汁や塩などを加えず、野菜そのものの瑞々しさを際立たせている。トウモロコシ粉から作る自家製トルティーヤは、注文ごとに一枚ずつ焼き上げており、香ばしく、もちっとした厚みのある生地は食べ応えも抜群。
それらを使ったタコスは現在7種類。現地さながら、味付けした肉類を主役にした「牛ハラミ」や「ポークカルニータス」が人気を集める。ほかに白身魚フライを挟んだ「フィッシュ」、挽肉とアボカド、チーズを挟むアメリカンな「テクスメクス」も並ぶ。
卓上にあるソースで自分好みに仕上げるのがメキシカンなタコスの醍醐味。こちらではハバネロソースや、コクと旨味が際立つ京都発のホットソース「マスカラス」を用意する。
ドリンクには、メキシコ生まれのコロナビールやテキーラがおすすめ。マルガリータをはじめ、テキーラを使った各種カクテルや、ビールにトマトジュースやホットソースなどを入れて作る、メキシコで人気の「ミチェラーダ」もスタンバイ。
目指すのは、メキシコのフードトラックで出合ったあの衝撃的ウマさ。旧五条楽園のタコススタンド[Taco.scratch 京都店]

2025年5月にオープンしてもうすぐ1周年になるタコススタンド。
店主の新田直生さんは5年前に福知山でタコスのキッチンカーをスタート。学生時代に農業実習でメキシコに渡り、そこで出合ったタコスの魅力を地元で再現したいと一念発起した。スタイルは現地のまま。滞在していたバハ・カリフォルニア州で食べたタコスの味を提供する。
飾り気よりも本質を大切に。焼き立てトルティーヤに具材をのせ、キュッとライムを絞ってかぶりつく。マサ(トウモロコシ粉)のいい香りがふんわり鼻に抜け、サルサの味わいと肉の旨みが口に広がる。パクパクと、一つ、もう一つと手を伸ばしたくなる。そんな幸せが押し寄せるこちらのタコスは、「余計なものが入っていない」と京都を訪れる海外からの旅行者にも好評。
おすすめタコス3種類が一度に食べられる「3P Tacos」は、チキンのトマト煮が主役の「ポジョ」、ホロホロ崩れる豚肉がおいしいタコスの定番「カルニータス」、日本でも比較的知名度のあるひき肉と豆のチリ風味煮込み「チリコンカン」が一皿に。
ハラペーニョなど福知山の素材も積極的に取り入れ、現在は現地から取り寄せているトウモロコシ粉も、ゆくゆくは地元産を使いたいと考えているのだそう。福知山のブリュワリー「Primary Barrels」のクラフトビールも楽しめる。
