のんびりとした時間の流れる郊外に、薪窯で焼くPIZZAの店あり。京都の街なかを離れて、西へ東へ北へ南へ。郊外ならではのPIZZAのおいしさ、楽しさを集めました!

里山の自然に囲まれて。ログハウスで楽しめる京北[Pizza cafe*Toko-Toko]の「生ハムと京北野菜のサラダpizza」

京都市街地から車で1時間ほど。右京区京北地域にあるログハウスカフェ。里山の自然に囲まれ、石窯で焼いたオリジナリティあふれるピザが楽しめる。

色とりどりの野菜やフルーツがトッピングされた「生ハムと京北野菜のサラダpizza」は、2021年のオープン以来の名物ピザ。

トッピングの野菜やフルーツはなんと10種類以上。盛り付けは立体感を大切に。星型がキュートなミニトマトのヘタはあえてつけたままにし、色を幾重にも重ねるなど、「カヨちゃん」こと店主の松井さんの「どこにもない、オリジナルなピザを作りたい」という思いとイメージが結晶になった一枚。

野菜には、作物のちからを電子の力で引き出す「電子CB農法」という技術を用いて無農薬で育てられた京北で農園を営む西河さんが届けてくれるものを使用。旬の新鮮野菜のおいしさを存分に活かしたピザは、年代性別問わず一人1枚ぺろりと平らげられるあっさりとした食べ心地。

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農具小屋に映るイタリアの風景。物集女[Ottè]で出会う、手作り薪窯のピッツァ

向日市の物集女城跡そばに静かに佇む喫茶店。古い農具小屋をリノベーションした店は、年季の入った瓦屋根や柱、漆喰の壁などをそのまま生かしながら、店主夫妻が愛する“イタリア”の空気を随所に落とし込んでいる。

ピッツァは、イタリア・ナポリをはじめ国内外を食べ歩き、試行錯誤を経て完成したもの。生地はイタリア産小麦に「京小麦」をブレンドし、イタリア直送のビール酵母を加えて長時間熟成。高温の薪窯で一気に焼き上げることで、コルニチョーネ(縁)が大きく膨らみ、表面にはヒョウ柄の焼き斑が現れた、ナポリピッツァらしい表情に。

外はパリッと香ばしく、中はもっちりと。長時間熟成による軽やかな食べ心地で、ほのかな甘みが噛みしめるほどに広がっていく。

定番はトマトベースの赤「Rosso(ロッソ)」とバジルベースの緑「Verde(ヴェルデ)」。季節の食材を使った限定ピッツァとあわせて4~6種類が並ぶ。家の庭や畑で収穫するバジル、栗、菊芋などが具材として登場することも。1人でも食べやすいやや小ぶりのサイズがうれしい。

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北花山のカジュアルな[Pizza Pascibo]で、トマトの甘み際立つ窯焼きの「マルゲリータD.O.C.」を

山科にある、夫婦で営む小さなピッツェリア。約450度の薪窯で一気に焼き上げたナポリピッツァが気軽に楽しめる。

定番人気は、イタリア・カンパーニア州産の食材をのせて焼き上げた「マルゲリータD.O.C.」。テーブルに置かれると同時に、水牛のモッツァレラチーズのミルキーな香りがふわっと漂い、思わず食欲が刺激される。

ジューシーなチェリートマト、水牛のなめらかなモッツアレラチーズが一度に味わえ、一口食べれば幸せな気分が広がる。ピッツァ生地は引きがあり、もっちりとした食感。特にぷっくりと膨らんだ耳の部分が、心地よい噛み応えでたまらない。

生地の小麦粉は、北海道産とイタリア産をブレンドして使用。気温や湿度に合わせて量を調整し、水分量を一定に保っているとか。小麦粉の旨みを閉じ込めた焼き目が、ほのかに香ばしい。生地に効かせた塩味がモッツァレラチーズのコクやトマトの甘みを引き締め、噛むほどにおいしさが増していく。

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遊び心が定番に。木幡・御蔵山商店街の[Pizzeria da ENDO]が生み出した名物「おくらやまピッツァ」

宇治市木幡のピッツェリア。東京で修行を積んだ店主が「地元の方に親しみやすい味を」との思いで、オリジナルの窯焼きピッツァを提供している。

店がある御蔵山商店街にちなみ、オクラと山芋をのせて焼き上げた和風ピッツァ「おくらやま」は、オクラの粘りと山芋のシャキシャキ感が心地よく合わさり、つるりとなめらかな口当たりがおいしい。

夏限定で始めたところ、常連客から「また食べたい!」と要望があり、通年の定番メニューに仲間入りしたとか。オクラと山芋のほか、しらすとモッツァレラチーズをトッピング。甘じょっぱい特製醤油や、しっかりとした旨みのニンニクで仕上げた、シンプルながら後を引く味わいに、つい手が伸びてしまう。別添えの特製醤油をかければ、生地の香ばしい焼き目に醤油の塩味が加わり、まるで焼き餅のような優しい風味が生まれる。

約26㎝のボリュームで、アツアツの焼きたてをお腹いっぱい味わえるのがうれしい。ランチタイムのピッツァには、サラダと選べるドリンク付き。

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