色とりどりの花の香りが12種楽しめる山形お香|a soubenir of kyoto No.120

レトロで優雅なラベルデザインが目を惹く。京の花(山形12種24ヶ入)1,320円

三条通堀川東入ルで190余年続く、小さな老舗お香店。界隈にはお香の良い香りが漂い、古い手延べガラスのはまった引き戸を開けると店先には様々なお香が並ぶ。そのどれもが手作りされたもの。タイミングが合えば、カウンター内で手仕事する様子が見られることも。お香に馴染みがなくても、商品によっては試し焚きをしてもらいながらお香をじっくり選べる。

「京の花」は、昭和のはじめ頃に発売された歴史あるロングセラー。元は輸出向けに作られたもので、形も欧米向けの円錐形をしている。レトロなデザインのラベルは当時のまま。新聞で公募した意匠なのだそう。

 

桐箱の中に12種のお香が2個ずつ、24個入り

スライド式の蓋を開けると、花の香りがふわりと漂う
香りを表す紙のデザインにも注目。いくつもの版を重ねた、今では貴重な印刷

香りは、すみれ、菊、ふじ、松、白檀、黄水仙、アヤメ、梅、ハス、楓、バラ、桜の12種類。はっきりと、鮮やかな香りが楽しめる。どれにしようか迷う楽しみが嬉しい。

 

手作りされたお香のシルエットにも心和む

燃焼時間は10分ほど。残り香が長く続くタイプ

熟練の技で一つ一つ手作りされたお香は、揺らぎのあるシルエットを眺めているだけでも和む。「香老舗」の歴史と真心を感じる逸品。