外カリッ、中むちっ。食感を追求した看板カヌレ|KYOTO OYATSU CLUB 第120回

松原通を大宮通から東へ少し行った先に佇む焼菓子店。白い壁に小窓を添えた、愛らしい外観が目印。外から覗けるショーケースには、一番人気の看板商品「カヌレ」がずらりと並ぶ。
店主が京都や大阪、神戸を食べ歩き、試行錯誤を重ねた「カヌレ」は自信作。大切にしているのは、表面をしっかりとかたく、中の生地には網目のように「す」がバランスよく入るように焼き上げること。噛めばカリッと香ばしく、中はむちっとした、理想的な食感が楽しめる。よつ葉バターを100%使用した豊かな風味と、ラム酒の芳醇な香りが、ひと口ごとに広がる。
選ぶ楽しさ広がる、豊富なカヌレのバリエーション

プレーンの「プレミアム・ラム」をベースに、カヌレ型の特徴でもある上部のくぼみをデコレーションした、種類豊富なカヌレが揃うのにも注目。定番から季節限定まで5種類ほどを並べ、香ばしいナッツやチョコレートなどを組み合わせた様々な味が選べるのが楽しい。

それぞれラージとスモールの2サイズを揃え、食感や味わいの違いも楽しめる。ラージなら、中の生地の食感と風味が存分に、スモールなら、表面の香ばしさ際立つ。毎朝その日の分だけ焼き上げるカヌレは、当日なら表面はカリッとかたいまま、翌日になれば全体がむっちりとした食感に変化。どちらも違った魅力があり、食べ比べてみるのもおすすめ。
ほかにもショーケースには、フィナンシェやシフォンケーキ、バスクチーズケーキ、アップルパイなどがずらり。カヌレを輪切りにしてさらに焼いたカヌレラスクも人気。グルテンフリーや卵を使わないものなども用意しており、自然素材を使った体に優しいお菓子は、小さな子どもから大人まで、安心して食べられる。小窓から気軽に購入できるので、近所の子どもがお小遣いを握りしめておやつを買いにくる姿も。カフェスペースも用意。小上がりの座敷があり、子連れでも利用しやすいのがうれしい。
