世界のお茶が集まるカフェの、トルコ式チャイ&伝統菓子レヴァニ

チャイの優しい甘みに、ほっと心和らぐ。トルコ式チャイ500円、レヴァニ550円

堀川出水の住宅街にある、小さなカフェ。かつて世界中の果物やスパイスが行き交ったトルコにちなみ、世界各国のお茶と、それに合う日替わりスイーツなどを提供している。トルコらしいメニューとして用意するのは「トルコ式チャイ」と、伝統菓子の「レヴァニ」。早めに来店を予約すれば希望のスイーツを相談できる。

 

砂糖をたっぷり入れて味わう、軽やかな飲み口のトルコ式チャイ

くびれのあるガラス製グラスに注いだ、熱々のチャイ。トルコでは定番のスタイル

トルコ産の茶葉で味わう、本場のトルコ式チャイ。トルコのチャイは日常的に親しまれている紅茶で、スパイスやミルクを使わず、ストレートあるいは砂糖をたっぷり入れて飲むのが定番とか。砂糖を入れるとチャイの甘みがぐんと際立ち、まろやかな味わいで、思わずほっと一息つけそう。カフェインが少ないと言われる茶葉を使い、酸味や渋みは少なめ。すっと喉を通る軽やかな飲み口で、つい最後まで飲み干してしまう。気軽に何杯もチャイを楽しむトルコの文化にならい、こちらの店では90分のフリーフロー制。心ゆくまで本場の味を堪能して。

2つのやかんを使って、流れるような手つきでチャイを淹れる

写真はトルコ式チャイを淹れている様子。チャイは、二段式のやかん「チャイダンルック」で茶葉を煮出し、お湯で割って作る。「茶葉の色を見極めて、お湯の量を調整しています」と話す店主。紅茶を注ぐ鮮やかな手つきに、思わず息をのんでしまう。

 

レモンシロップがしみ込んだ、素朴な味のふわふわレヴァニ

風味豊かなココナッツシュレッドをのせたレヴァニ

チャイに添えるスイーツも、甘みがしっかり。チャイと同じく日常的に親しまれているレヴァニは、粗挽きのセモリナ粉や、よく泡立てた卵を混ぜて、じっくり焼き上げたスイーツ。生地に爽やかなレモンシロップを十分にしみ込ませ、素朴な味わいに仕上げている。一口食べるとシロップの甘みが広がり、しばらく余韻に浸りたくなるほど。甘みとほどよく調和する、ふわふわしっとりとした口当たりが嬉しい。

真四角の大きめサイズ。現地で親しまれる味わいそのままに手作り

 

少人数で静かに落ち着ける、オリエンタルなカフェ

店奥にはカウンターがあり、一人でゆったりと過ごせる

京都市営バスの停留所「堀川下立売」から歩いてすぐ。店内の様子がうかがえるガラス戸越しに、気負わずに入れるオープンな雰囲気が感じられる。店内にはモロッコ製のトレイを使ったローテーブルや、アフガニスタン製の絨毯など、オリエンタルな調度品がさりげなく並ぶ。一人か二人で訪れるのに最適のコンパクトな空間。静かな落ち着きに包まれて、思わず長居してしまいそう。予約や問合せはInstagramのDM、LINE公式アカウントで。

定期的に、さまざまな国や文化をテーマにしたイベントを開催
店名もトルコ語。「どんな国の味と出会えるかな」とワクワクした気持ちで訪れたい