立春を過ぎてもまだまだ厳しい京都の底冷え。あったかいお茶とスイーツで、ほっと一息入れませんか?寒い季節にピッタリのカフェや茶房を集めました!

大粒の自家製南高梅干しが輝く。烏丸御池[Café MALDA]の“ちゃんと酸っぱい”梅番茶

デザイナー・ヨーガン レールのブランド「ババグーリ」の世界観を隅々まで堪能できるカフェ。メニューには、卵や牛乳を使わないヴィーガン&グルテンフリーのレシピで手作りされたフードやスイーツ、ドリンクが並ぶ。

「和歌山県産無農薬南高梅干しと三年番茶の温かい梅番茶」は、「ヨーガンレール」の名品「三年番茶」と、毎年和歌山から届く無農薬南高梅で手作りしている梅干しとを取り合わせた春先までの期間限定あったかドリンク。

梅の香りも華やかなしっかり酸っぱい自家製梅干しと、通常のお茶と比べてカフェインが少なく、まろやかな旨みが特徴的な三年番茶の組み合わせは、一口味わって「ほっ」と息が漏れる滋味深さ。梅干しをフォークで少しずつ潰すたび変化する味わいが、ひとくち飲むごとに癒される。

こちらも期間限定の「有機チョコレートのブラウニー、豆乳ジェラートとレモンママレード添え」と一緒にどうぞ。ふんだんに練り込まれた有機チョコレートのチップとピーカンナッツの食感が楽しいブラウニーは、リッチで満足感のある食べ心地。生地に少し加えた豆腐によりしっとりした舌触りに仕上げている。豆乳ジェラートは滋賀県産の米粉で絹のような口当たりに。国産レモンのみずみずしいママレードが、爽やかな味のアクセントになって最後まで食べ飽きない。(有機チョコレートの原料に有機砂糖を含有)

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日常に寄り添う茶房。蛸薬師東洞院[岩茶房 京都]で、自然の力強さを体感できる「正岩茶」を

蛸薬師東洞院を東に入ってすぐにある小さな茶房。

「武夷岩茶」を日本に初めて導入した東京・目黒「岩茶房」の姉妹店として2004年に開業し、以来一貫して、京都ではなかなか出会えない中国最高峰の「正岩茶」を提供してきた。

「武夷岩茶」とは、中国福建省の武夷山で生育・製茶される最高級ウーロン茶のこと。中でも標高300m以上で採れるものを「正岩茶」と呼ぶ。「岩茶房」で扱うのは、中国随一の名人茶師・劉宝順氏が「岩茶房」のためだけに製茶する希少な「正岩茶」。無農薬・無化学肥料の茶葉を手摘みし、炭火による伝統製法で仕上げた、味・香りともに最上級の逸品。

「正岩茶」に合う手作り点心も揃い、「マーラーガオ」もそのひとつ。「マーラーガオ」はマレーシア発祥で洋菓子からヒントを得た中華風蒸しケーキ。本場で使われるラードは入れず、国産小麦と平飼いたまご、きび糖、低温殺菌牛乳と、体にやさしい素材のみで蒸し上げている。

「正岩茶」の豊かな香味を引き立てる素朴であっさりした味わい。蒸かし立てが供されるので、生地は熱々でふかふか。プレーンのほか、乾燥いちじく、かぼちゃの種、クコの実など、季節に合わせたトッピングを用意する。その日のトッピングはスタッフに確認を。

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堀川下立売すぐ、世界のお茶とお菓子のカフェ[tatlı kahve(タトゥルカフェ)]。まろやかな甘みのトルコ式チャイを堪能。

堀川出水の住宅街にある、小さなカフェ。かつて世界中の果物やスパイスが行き交ったトルコにちなみ、世界各国のお茶と、それに合う日替わりスイーツなどを提供している。

トルコらしいメニューとして用意するのは「トルコ式チャイ」と、伝統菓子の「レヴァニ」。

トルコのチャイは日常的に親しまれている紅茶で、スパイスやミルクを使わず、ストレートあるいは砂糖をたっぷり入れて飲むのが定番とか。トルコ産の茶葉のなかでも、カフェインが少ないと言われるものを使い、酸味や渋みは少なめ。すっと喉を通る軽やかな飲み口で、つい最後まで飲み干してしまう。気軽に何杯もチャイを楽しむトルコの文化にならい、こちらの店では90分のフリーフロー制。心ゆくまで本場の味を堪能して。

チャイと同じく日常的に親しまれているスイーツ「レヴァニ」は、粗挽きのセモリナ粉や、よく泡立てた卵を混ぜて、じっくり焼き上げたスイーツ。生地に爽やかなレモンシロップを十分にしみ込ませ、素朴な味わいに仕上げている。一口食べるとシロップの甘みが広がり、しばらく余韻に浸りたくなるほど。甘みとほどよく調和する、ふわふわしっとりとした口当たりが嬉しい。

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