「対話」をテーマに詩を選んで展示。
茨木のり子直筆の「創作ノート」や愛用品も


京都・御所南にある、本をテーマにした小さなギャラリー「blue book gallery」は、2026年3月20日(金・祝)〜6月28日(日) ※土日祝日のみ開廊、詩人・茨木のり子の企画展を開催いたします。

■見どころ
・茨木のり子の詩の中から「対話」をテーマに詩を選んで展示
・ご遺族の協力を得て、直筆の創作ノートや愛読書、メガネなどの愛用品を公開
・関連イベントとして、「読書会」「トークイベント」を開催

時代に流されず、自らの視点で社会を見つめ続けた詩人・茨木のり子。その凛としたことばは時代を超え今なお多くの人を魅了し続けています。

生誕100年、没後20年の節目となる本展では、「対話」をテーマに詩を選んで展示。社会や他者との対話、自分自身との対話を通して、自らの感受性と誠実に向き合い続けた詩人のことばの世界を紐解きます。

その他、会場では直筆の「創作ノート」や愛読書、メガネなど愛用品を順次紹介する予定です。ぜひ、ことばが生まれる背景や、詩人のまなざしを感じてください。

■詩人・茨木のり子について
1926年生まれ。戦時下に青春時代を過ごし、二十歳で終戦を経験。軍事国家へ傾いた時代から戦後の高度経済成長期、そして大量消費の社会へ価値観が大きく変容するなか、常に自身の視点で社会を見つめ、時に厳しく、時にユーモラスなことばで詩を紡ぎ続けた。2006年に没したあとも、『自分の感受性くらい』『わたしが一番きれいだったとき』をはじめとする作品たちは、世代を超えて愛され続けている。

 

生誕100年没後20年
詩人・茨木のり子のことば展「自分の感受性くらい」
開催概要


日時

2026年3月20日(金・祝)〜6月28日(日) ※土日祝日のみ開廊
11:00〜17:00
場所 blue book gallery
入場料 無料
主催 blue book gallery
詳細はこちら 公式ホームページ: https://bluebookgallery.jp/

 

関連イベント1「読書会」


茨木のり子の詩をより深く味わうため読書会を開催いたします。

日時


2026年4月11日(土)・5月2日(土)・5月23日(土)
6月13日(土)・6月27日(土)
いずれも 17:30〜19:30
場所 blue book gallery
内容



詩を通して感じたことを参加者同士で自由に語り合います。初期の作品を収めた同人誌「櫂」や、発行部数400部の希少な第一詩集『対話』(不知火社発行)など、通常展示では公開していない貴重な資料もご覧いただけます。
参加方法 公式サイトをご覧ください。

 

関連イベント2「トークイベント」


茨木のり子に関する書籍を出版されている著者、編集者にご登壇いただき、それぞれの視点から詩人の魅力をお話しいただきます。

開催日 2026年7月5日(日)
時間 13:00〜15:00(12:30開場)
場所














京都市京セラ美術館1階 講演室
https://kyotocity-kyocera.museum/



定員 50名
参加費 2,000円
講演テーマ・講師


「茨木のり子の原点―少女時代から初期作品『対話』までの道のり」・熊谷誠人氏
「詩になる前のことばたち~日記が語る夫Y氏との日々~」・織田桂氏
「装いから見る、一生活者としての茨木のり子」・行司千絵氏
参加方法

下記のサイトからご購入ください。
https://square.link/u/RyhxqYsU

■講師紹介
・熊谷誠人氏(学校法人安城学園安城学園高等学校校長)
『詩人茨木のり子の誕生〜西尾の少女の物語』(風媒社刊)著者

・織田桂氏(katsura books、編集者)
『茨木のり子全日記』発行者

・行司千絵氏(京都新聞文化部記者)
『装いの翼 おしゃれと表現と』(岩波書店刊)著者


■主催者コメント
小学生の頃、教科書で茨木のり子の詩『わたしが一番きれいだったとき』を読み、「なんて言葉に力のある人だ!」と衝撃を受けました。その感動は成長しても消えず、大学の卒業論文では、第一詩集『対話』をテーマに1年かけて研究しました。茨木のり子という詩人は「凛とした女性」「強く印象的な言葉」と表現されることが多いですが、その内面は繊細でしなやかで、ユーモラスな感性を持ちあわせていたと思います。ぜひ会場で茨木のり子の詩の世界に触れ、「わたしとあなた」「わたしとわたし」をつなぐことばの数々を受け取っていただきたいです。

■blue book gallery とは
blue book gallery(ブルー・ブック・ギャラリー)は、本をテーマにした、10坪ほどの小さなギャラリーです。2023年春、書籍制作に携わるクリエイターが中心となって設立しました。「日常に新たな“本との接点”を」をコンセプトに、一冊の本、一人の著者の世界観を空間展示やイベントという形で表現し、書店とも図書館とも違うアプローチで本の魅力を届けます。