福知山でスタートしたタコス店が旧五条楽園にニューオープン


2025年5月にオープンしてもうすぐ1周年になるタコススタンド。店主の新田直生さんは5年前に福知山でタコスのキッチンカーをスタート。学生時代に農業実習でメキシコに渡り、そこで出合ったタコスの魅力を地元で再現したいと一念発起した。スタイルは現地のまま。滞在していたバハ・カリフォルニア州で食べたタコスの味を提供する。
飾り気よりも本質を大切に。焼き立てトルティーヤに具材をのせ、キュッとライムを絞ってかぶりつく。マサ(トウモロコシ粉)のいい香りがふんわり鼻に抜け、サルサの味わいと肉の旨みが口に広がる。パクパクと、一つ、もう一つと手を伸ばしたくなる。そんな幸せが押し寄せるこちらのタコスは、「余計なものが入っていない」と京都を訪れる海外からの旅行者にも好評。
おすすめタコス3種類が一度に食べられる「3P Tacos」は、チキンのトマト煮が主役の「ポジョ」、ホロホロ崩れる豚肉がおいしいタコスの定番「カルニータス」、日本でも比較的知名度のあるひき肉と豆のチリ風味煮込み「チリコンカン」が一皿に。ハラペーニョなど福知山の素材も積極的に取り入れ、現在は現地から取り寄せているトウモロコシ粉も、ゆくゆくは地元産を使いたいと考えているのだそう。
メキシコのタコスと、福知山のクラフトビールの組み合わせも見逃せない

メキシコでは、「メスカル」と呼ばれる蒸留酒がタコスにと一緒によく飲まれるのだそう。こちらでは、そのメスカルの他に福知山のブリュワリー「Primary Barrels」のクラフトビールも楽しめる。「HAZY IPA」は、グレープフルーツのような爽やかな酸味と苦み、甘みがジュースのように飲みやすい一杯。
スタンドスタイルの店内では、ウォールアートが客を迎える


2階建ての店内は、1階でメニューをオーダーした後、カウンターや2階のテーブルで楽しむキャッシュオン形式。壁には新田さん自らペイントしたウォールアートが。旧五条楽園の面影を残す建物の造りも趣深い。
「つながりが生まれる場」としてのタコススタンドを日々ブラッシュアップ

メキシコでは、タコスのおいしさ以上に「タコス」という食べ物を通じて生まれる出合いやつながりに衝撃を受けたという店主の新田さん。相棒の梅田敬太さんとともに、理想のタコスの味と店のスタイルを目指してブラッシュアップは続く。
Taco.scratch 福知山店インスタグラムアカウント(https://www.instagram.com/taco.scratch02)
