日常に楽しみと憩いの時間をくれるカフェ。この1年以内に京都にオープンした注目のカフェを集めました!

手軽なフードと本格スイーツが充実。四条烏丸にある町家カフェ[Bake&Treat]

地下鉄四条駅から徒歩3分。人通りの多い街中にありながら、ほっと一息つけるカフェが2024年12月にオープンした。店のイチオシは食べ応えのある「あんバターサンド」。メニューを開発したスタッフによると、最後まで飽きずに楽しめるよう白玉を食パンに挟んだそう。とろけるようになめらかな白玉が食感の良いアクセントになり、気づけばあっという間に食べ進めてしまう。

全席にコンセントがあり、Wi-Fiも無料で利用できる。テーブル席とカウンター席を設け、一人ランチはもちろん、友人とのおしゃべりにもぴったり。どんなシーンにもなじむ使い勝手の良さで、観光客から地元の人まで広く親しまれている。

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おいしいものとおしゃべりと。二条[ぽたぽた]で過ごす、自分を甘やかす時間

長らく間借り営業を行っていた「ぽたぽた」が、2025年1月に待望の独立。コーヒーとそれに合うおやつ、イタリアンなどによくある「前菜の盛り合わせ」をイメージしたパンプレート、アルコールも揃えた充実のメニューを提供。オープンからクローズまで同じメニューを用意し、いつ訪れても食べたいもの、飲みたいものが自由に楽しめる。

休日の昼前に店を訪ね「ぽたぽたポタージュとパンのセット」と白ワインを注文。店主とおしゃべりしながら、ゆっくりと時間をかけてブランチを堪能。やがてすっかり昼下がり。今日のお菓子を確認し、コーヒーとともにのんびり。例えばこんな過ごし方はいかが。

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北山[ANEMOS]でコーヒーとともに、ここにしかない体験を

ヨーロピアンなムード漂う喫茶店「ANEMOS」が、2025年1月北山・上賀茂エリアにオープン。“NEO純喫茶”として人気を集める、西陣「風とCOFFEE 喫茶カゼコ」の姉妹店で、古い建物の味わいや良さを活かしつつ、新しい“風”を運ぶというコンセプトはそのままに、こちらはクラシカルで上品な佇まいが特徴。

「ANEMOS」では「風とCOFFEE 喫茶カゼコ」同様、オーナーの森さんが自家焙煎したスペシャルティコーヒーをシングルオリジンで4種類ほどを用意。それぞれに個性はありつつも「毎日でも飲みやすい」コーヒーを揃え、コーヒーに興味がない人も興味を持つきっかけになるような、バランスのいい味わいの豆が中心。

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古き良きものへの敬愛と、新しさを希求する意思が交差する吉田東通のカフェ[jete]

京都大学吉田キャンパス南、吉田東通沿いのカフェ。元々理容室だった建物をリノベーションし、2024年8月にオープンした。「モーニング」は、トースト、ゆで卵、飲み物というシンプルな構成が潔くて惚れ惚れ。このほかに、何か足しても、引いても成立しない、凛とした佇まいのモーニングセット。

元々は理髪店だったというこの場所は、近くに暮らす店主の江沢さんが惚れ込み、縁あって繋がったのだそう。特別な「非日常」ではなくあくまでも「日常」としてそこに在る、媚びない佇まいが清々しい。地元住民や京都大学生が普段遣いする喫茶店として、早くも重宝されている。

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