旬の食材で作る、ここだけのスパイスカレー|LOVE THE CURRY VOL.95

阪急大宮駅から徒歩5分の場所にあるスパイスカレー専門店。市場から直接仕入れた旬の食材を、絶妙なセンスで組み合わせた創作スパイスカレーが味わえる。
カレーは月替わりと週替わりが1種類ずつスタンバイ。彩り鮮やかなあいがけのスパイス玉子トッピングならボリュームが増して、自然と食欲が刺激される。
この日の月替わりは「ビーフキーマカレー」(写真右)、週替わりは「無花果と生ハムのスパイスカレー」(写真左)。
ビーフキーマは、チリとブラックペッパーをふんだんに効かせ、ビーフの旨みとスパイスの辛みをぎゅっと凝縮した力強い味わい。ほどよくドライで、ゴロッと肉肉しいミンチと、ほくっと柔らかなひよこ豆の、食感のコントラストが楽しい。
無花果と生ハムのカレーはとろみがあり、新感覚の味わい。最小限のスパイスを使い、無花果ペーストと生ハムをじっくり煮込んでフルーティーに仕上げている。添えたフレッシュの無花果、生ハム、クリームチーズ、そしてルーを一緒に食べると、甘酸っぱい無花果と塩気のある生ハムが見事に調和し、新鮮なおいしさが不思議と心地よい。
食材の巧みな組み合わせが生み出す、カレーの概念が覆るような一皿を、ぜひ一度体験して。
店主の感性が際立つ、辛いだけじゃないスパイスカレー

「スパイス=辛いだけじゃない。」をコンセプトに、月替わり・週替わりでガラリとテイストが変わる、個性的な創作カレー。基本のターメリック、クミン、コリアンダーなどに、ほかのスパイスを食材に合わせて加減しながら、感性豊かな店主のひらめきで作り上げる。
夜はアテになるスパイス料理も

夜営業ではスパイスカレーに加え、スパイスを使った小皿料理を提供。厳選したお酒とともに、スタイリッシュな時間が過ごせる。

京町家を生かしたモダンな空間


店内はカウンター席がメインで、奥に4人掛けテーブル1席を用意。昔ながらの京町家をリノベーションし、モダンでありながら気軽に少し背伸びできる、お洒落な空間が広がる。
2024年にオープン。新作カレーも続々

京町家の路地を進んだ先にあるスパイスカレー店。2024年のオープン以来、「鰻のスパイス炙りカレー」などのユニークなカレーが次々と登場している。新作が出るたび、常連客に「食材やスパイスの使い方が面白い!」と喜ばれるそう。メニューは肉・魚・野菜をバランスよくローテーションさせ、好みや食材の好き嫌いに関係なく堪能できるよう工夫している。