茶と白と緑。定番のラテとチーズケーキ

ラテとチーズケーキの色がリンク。つい一緒に楽しみたくなる

京都駅のそばにある、朝からくつろげるテラスカフェ。エスプレッソと抹茶を合わせた「グリーンティーラテプレッソ(750円)」と、店で丁寧に焼き上げる「グリーンティーマーブルチーズケーキ(600円)」は、オープン当初からの看板メニュー。どちらも茶・白・緑の落ち着いた色合いが印象的で、見るだけで心がほっと和らぐ。

 

抹茶とエスプレッソが好相性。上品なグリーンティーラテプレッソ

抹茶とミルクが混ざり合うだけで見惚れる

抹茶の甘みを感じつつ、エスプレッソのすっきりとした苦みがあり、奥深い味わいの濃厚ラテ。ラテのエスプレッソには、独自の深煎り「tsumugiブレンド」を使用する。抹茶、ミルク、エスプレッソがゆるやかに混ざっていく様子は、まるで水彩画のように美しい。氷に当てながらエスプレッソを慎重に注ぐ手元に、思わず息をのんでしまう。

 

しっかりと混ぜると抹茶の甘みが均一になって、よりおいしい

 

3つの味わいを堪能。まったり甘いチーズケーキ

ドリップコーヒーにも合いそうな甘みの、スティック状のチーズケーキ

チョコレート・プレーン・抹茶の3種類が同時に味わえる名物チーズケーキ。ラテとは異なる、このチーズケーキのためだけに厳選した抹茶を使い、色鮮やかに焼き上げている。サクサクの香ばしいタルト生地に、なめらかなチーズフィリングを合わせたオリジナルスイーツ。口に入れた瞬間に広がる、まったりとした甘さが甘党にはたまらない。色ごとに変化する味わいをじっくり堪能して。

 

 

細部まで作り込まれた、開放的でモダンな店内

コンセント付きの座席で、一人でもゆったり過ごせてうれしい

コンクリート壁で囲まれた店内には、スタイリッシュな照明やビスケット柄のソファが配され、都会的でリラックス感のある雰囲気が漂う。カウンターでドリンクなどを注文する前に好きな席が自由に選べ、店の方によるとテラスに近い窓際の席が人気なのだとか。「どこに座ろう?」と考えるだけで、これから過ごす穏やかな時間が思い浮かび、心が躍る。

至るところに置かれた花束がナチュラルな彩りを添え、スイーツなどを待つ番号札も造花で可愛らしく手作り。細部まで行き届いたセンスに、つい自分の席から店内をじっくり見渡してしまう。

 

サイドテーブルの灯りがほんのりと照らす、黄色いチューリップ
稲垣尚毅氏の現代アートが堂々とした存在感を放つ

 

厚切りトーストやプリンがスタンバイ。使いやすいお洒落カフェ

一面窓から自然光が差し込む、明るい店

店は朝8時にオープン。アボカドバジルやチーズエッグの厚切りトーストをはじめ、岩塩で味変できるバスクチーズケーキや数量限定のプリンなど、一日通して種類豊富に揃う。ブランチも大歓迎。毎日14時まではカプレーゼとヨーグルトが付いたトーストセットを提供する。

大通りに面した、テラス席のあるお洒落カフェ。過ごしやすい気温の日には大きなガラス窓が開き、店内に心地よい風が流れ込んで、開放感が一段と増す。座席はソファ席のほか、テーブル席を用意。のんびり一人でリフレッシュ、友人とのお茶、仕事の合間のひと休みなど、あらゆる場面でモダンな空間が快く迎えてくれる。

 

街中にいながら、ほっと一息つけるテラス席
静かに過ごしたいなら、人通りが少なくなる夕方が狙い目