お茶請けに、おひとつどうぞ。普段着の和のトリュフ|KYOTO OYATSU CLUB 第123回

地下鉄「丸太町」駅近く、新町通丸太町下ルの菓子店を代表銘菓が「松露」。松露は、こし餡にすり蜜を纏わせて作る古くからある京菓子で、もとは松の木の下に生える茸の松露を模したもの。こちらでは様々な趣きの松露が店頭に並ぶ。
一粒口に入れるとすり蜜の衣がカリッと砕け、中のこし餡が舌の上でスッと溶ける。そんな食感のコントラストが面白い。また、澄んだ甘みがほんのひととき口いっぱいに広がって、はかなく消える心地よさに、一粒、もう一粒と口に入れたくなる。
その秘訣は、すり蜜に精度の高いざらめを使用しているから。素朴ながら、上質な素材と熟練の職人技によって完成する至福の味わい。
白、黒、うぐいす色の淡い3色が可愛らしい「三色松露」

「三色松露」が発売されたのは昭和30年頃。それまでこし餡一種のみだった松露に、色とりどりの楽しみが生まれた。少し小ぶりな粒が、日常のお菓子にちょうど良い大きさ。
100gからの量り売りのほか、200gの箱入りも

「どなたでも買いやすいように」と100gからの量り売りが嬉しい。来客用や贈り物だけでなく、自分のための普段のちょっとしたお茶請けに買い求めやすい。日持ちは2週間。衣の歯ざわりと餡の柔らかな口溶けのコントラストを味わうなら、なるべく買いたてで楽しむのがおすすめ。
