チキンとポークの二本仕立て。自家製ブイヨンのカレーライス|LOVE THE CURRY VOL.101

2025年8月にオープンした、夫婦で営むカレー専門店。カレーはチキンとポークのみ。自家製ブイヨンをベースに、ごはんに合うよう素材や製法を変えて仕上げた、二つの味が楽しめる。
濃厚なポークカレーは、洋食店で供されるような満足感のある一皿。じわじわと押し寄せる辛さとともに、ルーのまろやかなコクや旨み、甘み、酸味が交互に現れる。じっくり煮込んだ豚肩ロースはゴロゴロと大きめで、十分な食べ応え。夫は「意図して大きくした訳ではないが、よく話題にしてもらえる」と笑みを交えて話す。上に添えたキャベツのマリネも、味のバランスを計算して組み込まれた具材のひとつ。カレーとキャベツを混ぜながら味わうのも新鮮で面白い。
スパイス香る、さらさらのチキンカレー

さらりとした口当たりのチキンカレー。スパイスはホールとパウダーに加え、仕上げのガラムマサラまで数十種類を使用する。食べた瞬間、スパイスの香りがふわりと広がり、出汁のような旨みと重なって、思わず声をあげたくなるおいしさ。熱々のルーやごはんの合間にいただく玉ねぎのピクルスは、シャキシャキとみずみずしく、心地よい食感のアクセントに。注文時に伝えれば、ルーとご飯は別盛りにも対応している。辛さは控えめで、スープのようにすっと味わえる一皿。
きのこソテーや酢玉子を、自由自在にトッピングしても

手作りのきのこソテーや酢玉子、鹿児島県から取り寄せた大根の味噌漬けなど、味わい豊かなトッピングが揃う。全部のせにすれば、味と食感にメリハリが生まれ、気づけばどんどん食べ進めてしまう。また追加で、ルーの肉増しや、ごはんの大盛りも可能。
真っ赤な鳥居が誘う、一人でも気軽に立ち寄れる店

明るい店主夫婦が軽やかに出迎える、納屋町商店街のカレー専門店。鳥居が連なる小道にあり、京阪と近鉄の両駅から歩いてアクセスできる。コンパクトな店内はカウンター席がメインで、一人でもふらっと立ち寄りやすい。


二人で試作を繰り返しながら、少しずつ進化させてきた2種類のカレー。常連客の間ではポーク派とチキン派の好みが分かれるそう。どちらを選んでも、気取らずにカレーを堪能できる。
