第15回京都ヒストリカ国際映画祭が丸わかり!6つの見どころ!
2021年1月23日(火)~1月28日(日)に、京都文化博物館にて「第15回京都ヒストリカ国際映画」を開催します。
1. TVアニメ『ONE PIECE』ワノ国編 のスタッフが、ワノ国編を語る
歴史映画の定番である“海賊”。その”海賊”が主人公である『ONE PIECE』では、ルフィたち麦わらの一味がさまざまな冒険を繰り広げてきました。中でも映像美と個性的なストーリーが高く評価されている「ワノ国編」が2023年12月、ついに終幕を迎えました。「ヒストリカ・スペシャル」という企画では、時代劇映画の記憶をふんだんに潜ませたこの国の冒険を描いたクリエイターがワノ国編を語ります。ゲスト等は後日発表。
2. 見た目で勝負!ひと目で違いが歴然の‟LOOK”をテーマにしたプログラム
映像全体の雰囲気や佇まいを表す用語である「LOOK」をテーマに、日本初上映作品ほか、本映画祭のプログラムディレクターが厳選した新旧幅広いジャンルの作品を上映します。
ロシアのファンタジー作家、アレクサンドル・グリーンの小説「真紅の帆」からインスピレーションを得た『スカーレット』、巨匠・カラヴァッジョの人生を新たな切り口で描いた『カラヴァッジョの影』、2024年にフランスで公開予定の超最新作『パーティー・オブ・フールズ』、そして時代劇を一夜にして時代遅れにした黒澤明の『用心棒』など、本映画祭でしか観ることのできないラインナップが揃いました。
3. 新たに「NNW国際映画祭」と連携
今年もイタリア文化会館-大阪の協力による「ビエンナーレ・カレッジ・シネマ」と「ボローニャ復元映画祭」との連携に加えて、新たにポーランドのNNW国際映画祭とも連携が実現。ユダヤ人男性の復讐劇を描く『Filip』をジャパンプレミアとして上映します。
4. 松竹下加茂撮影所100年記念「時代劇が前衛だった!」
歌舞伎劇で全国を席巻した松竹が、京都下加茂の地に撮影所を開いたのが1923年。以来、この撮影所を拠点にして多くの映画人が育ち、秀作・名作が生み出されてきました。今回は「時代劇が前衛だった」の著者である日本経済新聞社の古賀重樹さんをゲストに迎え、初期下加茂作品の前衛的な側面を考えていきます。
5. ワークショップ、企画ピッチなど育成プログラムとの連携も充実!
2021年にKYOTO HISTORICAプロジェクトとしてリブランディングした京都ヒストリカ国際映画祭。連携事業である「HISTORICA XR」は、今年「HISTORICA X(クロス)」に名前を変えて新たなスタートを切ります。また京都フィルムメーカーズラボ(ワークショップ)と京都映画企画市(企画ピッチ)からは若手監督が手掛ける2作品が上映されます。
6. トーク「ヒストリカ お座敷」が始動
関西を中心に活躍する映像クリエイターや映画関係者など、幅広いゲストを迎えたカンファレンスイベントを文化博物館6階で無料開催。制作中の映画『つるばみ色のなぎ子たち』の片渕須直監督をはじめ、映画というジャンルをハブに、ゲーム、アニメ、メタバース、NFTなど、多方面のクリエイターが集結。クリエイティブ、ビジネス、テックなど、様々なテーマで京都ヒストリカ国際映画祭を拡張する新たな企画。「お座敷」ならではの膝を突き合せたゆるくて親密なトークを展開します。トークテーマ、ゲスト情報は決定次第、WEBサイト、SNSで随時発表。
※作品情報は公式WEBサイト (https://historica-kyoto.com/)に記載。
開催概要
期間 | 2024年1月23日(火)~1月28日(日) |
場所 |
京都文化博物館 3F フィルムシアター、6F 和室、1F ろうじ店舗 |
料金 |
■上映作品別チケット 前売券:1,100円 当日券:1,300円 ■ヒストリカ・スペシャル TVアニメ『ONE PIECE』ワノ国編 ■第14回京都映画企画市 『うつつの光、うつる夜』 要事前申込み 無料(公式WEBサイトから申込み) ■ヒストリカ・フォーカス 各作品 前売券:800円 当日券:1,000円 前売チケットは 2024年1月13日(土)より発売(1月22日(月)まで) チケットぴあにて販売[Pコード:553-547] 店頭販売:セブン–イレブン 当日券は各日10時より京都文化博物館3Fの映画祭受付にて販売 |
最新の情報はこちら |
公式 WEB サイト: https://historica-kyoto.com/ Instagram:@historica_kyoto Facebook:“京都ヒストリカ国際映画祭”で検索 X(Twitter):@historica_kyoto |
■「KYOTO HISTORICA」とは
撮影所を中心に数々の映画・映像が生まれ育ってきた京都において、映画・映像産業の発展・振興を目的に、京都の映画・映像文化の資産を活かし実施している京都ヒストリカ国際映画祭と右記の4事業の連携を表すブランドです。「歴史映画を通じて、未来へと繋がる」というビジョンのもと、より多くの人やコンテンツを惹きつけ、映画制作者や映画ファンの創出を目指します。WEB:https://project.historica-kyoto.com/
主催:京都ヒストリカ国際映画祭実行委員会(京都府、京都文化博物館、東映株式会社京都撮影所、株式会社松竹撮影所、株式会社東映京都スタジオ、巌本金属株式会社、株式会社ディレクターズ・ユニブ、立命館大学)