店主自身が「食べたいな、食べてもらいたいな」というパンやお菓子


2021年5月、桂エリアの住宅街にオープンしたベーカリー。この場所で生まれ育った店主が作るのは、自身が「食べたいな、食べてもらいたいな」というパンやお菓子。「くるみレーズンサンド」は、噛みごたえのあるハードタイプ。「シナモンロール」は、ミルクたっぷりのブリオッシュ生地とシナモンの香りがやさしい味わい。「リュスティック」は、ハードな見た目ながら歯切れがよく、食べやすい食事パン。すべて国産小麦を使用。くるみレーズンサンド(280円)、シナモンロール(200円)、リュスティック(280円)

 

店名そのままの、笑顔あふれるお店


伊勢志摩のマーマレードやフランスのバターなど、旅先や出先で出会った食材のおいしさを、まるで大切な人におすそ分けするようにパンの材料に使うことも。店には入れ代わり立ち代わり近所の常連客が訪れ、店頭で交わす会話が生活の一部になっている人も少なくない。店主自身も、常連客の顔を想像しながらパンを焼くこともしばしばだそう。スペインとフランスにまたがるバスク地方の言葉で、「〝ゆっくり〟〝美味しく〟そして〝楽しんで〟が込められた〝めしあがれ〟」を意味するという店名そのままの、笑顔あふれるお店。