自家製香味油が麻辣味の決め手「四川麻婆豆腐」


北京料理をベースに、中国の家庭料理「家常菜」を堪能できる「雪梅花 菜根譚 蛸薬師」。滋味深い味わいがホッとする北京料理が魅力ながら、「薬膳太極鍋」や「四川麻婆豆腐」も話題。辣油や花椒油をはじめとした香味油は自家製し、味の決め手となる醤(ジャン)もオリジナルブレンドして使用するなど、地元・京都ならではの中華料理を追求する。「四川麻婆豆腐」はグツグツ煮立った土鍋からは、刺激的な風味が香り立つ。粗挽きにした牛肉を噛むとじんわりと旨みが滲み出し、辛みだけではない、コク深い味わいがやみつきに。1,300円

本格中華と京情緒の取り合わせに気分が高まる


築130年、元薬種問屋の京町家をそのまま活かした店内には、おくどさんも健在。床の間には和の設えが施され、本格中華と京情緒の取り合わせに気分が高まる。街中の喧騒を忘れ、坪庭から響く水の音や自然の光、影を感じながらいただく「家常菜」は絶品。週末の利用は予約がおすすめ。